AIへの相談と責任の所在
AIへの相談と責任の所在とは、おちつきAIラジオでは、人がAIに悩みごとを相談したとき、その回答が現実の出来事を左右し、結果として誰が責任を負うのか、という問いとして語られているテーマである。[6月2日:速報回](ep.74)「元刑事が解説!ChatGPTへの相談で親が現行犯逮捕され家庭崩壊する時代の防衛術」では、子どもがChatGPTに相談したことをきっかけに親が逮捕されたという出来事を題材に、AIがなぜ通報を促す側に倒れるのか、そこにどんな責任の問題があるのかが語られた。番組内では、これを、AIがもっと本質的な部分に入ってきているという認識とともに、現行犯逮捕と冤罪リスクやAIエージェントをめぐる議論とも地続きの、AIへの相談と責任の所在という観点から取り上げている。該当箇所を聴く
概要:AIが本質的な部分に入ってきているという認識
この回のおちつきAIラジオでは、かねりんが、もっと本質的な部分にAIが入ってきているよね、という話だ、と語っていた。番組内では、AIが単なる調べものの道具にとどまらず、人が悩みや相談ごとをぶつける、生活のより本質的な部分にまで入ってきている、という認識が示されている。該当箇所を聴く
そのうえでしぶちょーは、こうした出来事を、技術だけの問題としては捉えていなかった。しぶちょーは、やっぱり技術と政治って絶対に切り離せない、と話しており、AIへの相談と責任の所在という問題が、技術の話であると同時に、政治や制度と切り離せないものとして語られている。該当箇所を聴く
ChatGPTへの相談から広がったSNSでの話題
番組では、この出来事がChatGPTへの相談として広がっていった経緯も語られた。かねりんは、相談のなかにChatGPTという名前が出てきたから、ChatGPTの使い方がどうのこうの、という話題でSNS中になっている、と話している。番組内でのこのテーマは、ここで、特定の事件としてだけでなく、ChatGPTという固有名が出てきたことで、AIへの相談の仕方そのものが問われるSNS上の話題として広がった対象として語られている。なお、こうした責任のあり方は、ChatGPTに限らずClaude Sonnetのような他の対話AIにも共通しうる論点である。該当箇所を聴く
通報すれば父親も逮捕されるとAIが伝えていたという論点
しぶちょーは、この出来事のなかで、AIが相談者に対してどう答えていたかにも触れている。しぶちょーは、ちなみにこれは、通報したら多分お父さんも逮捕されますので、とAIが言っていた、と話している。番組内でのこのテーマは、ここで、AIが、通報すれば父親も逮捕される可能性があるという見通しまで相談者に伝えていた、という点とともに語られている。これは、現行犯逮捕と冤罪リスクとして語られてきた、相談をきっかけに親が逮捕されるという流れと地続きである。該当箇所を聴く
AIが通報を促す側に倒れる理由としての責任問題
番組では、AIがなぜ通報を促す側に倒れるのか、という理由が、責任問題として語られた。しぶちょーは、責任問題というか、たとえば自殺を止められなかったといって訴えられる、といった例を挙げながら、AIに相談していたのに「通報しなくていいよ」と言われて最悪の結果になってしまった、というようなことになるから、と説明していた。番組内でのこのテーマは、ここで、AIが「通報しなくていい」と答えて最悪の結果を招けば責任を問われかねないため、AIは安全側として通報を促す方向に倒れる、という構図とともに語られている。該当箇所を聴く
警察の立場とAIの立場の重なり
しぶちょーは、このAIの振る舞いを、警察の立場になぞらえても語っていた。しぶちょーは、警察は「通報するな」とは言えないから「通報してね」になるが、通報したら一応こうなりますからね、という説明はできる、と話している。番組内でのこのテーマは、ここで、AIが通報を促す側に倒れることが、警察が「通報するな」とは言えず「通報して」と言いつつ、その結果どうなるかは説明できる、という立場と重なるものとして整理されている。こうした、相談の先で何が起こるかをあらかじめ示すという観点は、番組で捜査資料の開示と記録の扱いとして語られてきた論点とも関わる。該当箇所を聴く
出典エピソード
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